にっき

暇なとき書きたいと思ったときアイドルのライブ行ったときや漫画を読んだときの記録用に使います

ぽんちゃんの展示感想

ぽんちゃん展示&コラボカフェまとめ

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授業中、絵を描いていて怒られたのが懐かしかった。
体育が嫌いでいつも辛かったのを思い出した。
学校つらかったなって思い出して、あの時の私に戻してくれる、そんな空間だった。
学校がいやで、友達がいやで、そんな自分のことが一番いやだった。
親が入院したときも、受験の前も、普通の日も、つらくて、現実逃避しかしたくなくて、アイドルに会いに行って、神聖かまってちゃんを聴いていた。
いつもつまらなくて、具合が悪かった。
アイドルに会うために進学クラスの学校を休んで、東京に行った。
進学したかったけど、思い描いていた夢と違った。
ライブの前にぽんちゃんの展示を見た。
こんな私に共感してくれる絵があった。
私は親の子供だから。親がそう言うから。私の意思で選んだわけじゃないから。私ができなくても仕方がないことだから。まだ子供だから。一生かわいいものが好きで、つまんない大人はきらいだから。うるさい。ずっと好きなものだけ追いかけていられたらそれでいいから。ぬいぐるみみたいに黙ってても動かなくてもかわいい存在になりたいから。

私は社会人になった。
今でもアイドルのオタクを続けていて、神聖かまってちゃんが好きだ。
仕事があってライブに行けないとき、仕事がつらくて、余裕がないとき、ぬいぐるみみたいにぼーっと可愛くいられないとき、人生は一度きりだから、やりたいことをやれなくなる仕事なんて辞めたいって思う。
でも、許容して、受け入れている。
つらい感情に鈍くなった。
あのとき失いたくなかった私の大切な感情を、思い出させてくれるのがぽんちゃんの絵だと思った。
大人が嫌いで、かわいいものがすき。
みんなキモくて、体育なんてサボりたい。

わたしはあの気持ちたちを忘れて、どんどん、何者でもない大人になっていくかもしれない。
あのとき大切にしていた、人とは違うなにかを感じていたはずの敏感な私に、今は分厚い皮が被っている。
好きだったコンテンツを、懐かしい、という目で見て、大切だった感情を、好きだったものたちを、消費して、忘れていく。
みんな、そうなのかもしれないけど、そうやって、何も感じないぶよぶよの血肉になるのはいやだ。
かわいくて、むかついて、愛をもっているはずの私にきちんと戻してくれる。
安定剤のようなもの。
ありがとうございました。
kuzumochigirlをずっと忘れません。